ピーク１３２９

群馬のどんずまり尾瀬戸倉スキー場の駐車場から、太陽が沈むこの山には、いくつもの沢と尾根がのびている。

静かなこの山を一人で歩いてみた。山の中は、強風で倒れた木や落石があちこちで見られる。

ふっと、鳥のさえずりが聞こえてくる♪求愛、なわばり宣言なのか、姿は見えないがカラマツ林から声が聞こえる♪

足下には、カモシカやウサギやテン、動物達が歩き回っている足跡。山の中が暖かく感じる♪

急勾配な尾根のセッピと林の間を、２時間程歩くと1329のピークに到着。

あんぱんを温かい紅茶でお腹に流し込みながら、ゴーグルと板を装着しドッロプ♪

張り出したセッピの上をしばらく滑り、セッピの切れ目から右に滑り込み、左にトラバース

この斜面が目的の沢と繋がっているかはわからない。もしもダメなら右の沢にしよう。そっちもダメなら登り返してセッピを越えよう。

いくつかのクッラクをクリアーし、モナカ雪のマッシを潰し、硬いデブリも。

何度も止まり、何度も切り返し、やっと気持ちの良い斜面に出た♪フロントサイドで加速してバックサイドへターン♪

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