北シベリアのは民族は、今でも鹿の仲間のトナカイを家畜として生活を共にしている。
北方世界ではトナカイは神獣。
アイヌでは、鹿を天の神の猟犬だったと伝え、鹿を捕殺する時は、その首を切って花えを供えた。
このごろ尾瀬では、鹿を目にする機会が増えている。
昔は、大雪が降ると足が小さい鹿達は、身動きがとれなくなり
雪に埋もれて、冬の間に命を落としたり
日本オオカミなどの天敵に襲われ
尾瀬に入ることが厳しい環境だった。
大雪も減り、日本オオカミも絶滅し
鹿にとって、尾瀬は生きやすくなり
沢山の命が尾瀬で産まれ、鹿の楽園となった。
その数は、あまりにも増え過ぎ尾瀬の植物を食べ尽くすまでに増え
この鹿を、もとに戻すために
人が、鹿の命を頂く。
鹿の肉は脂肪部分が少なく、赤身で味が濃い♪
一頭まるまる頂いた鹿を、ナイフとナタでさばき
心臓は、焼いて頂き
腎臓は、しゃぶしゃぶ
アバラは、煮込んで
背筋は、ロースかつ
太ももは、スモークにして食べ
明日、体を動かす力となる。
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