2010年11月29日月曜日

日本海、鮭が生きる河口

はじめての日本海♪

北風が冷たく、雨がさらに体を冷やす
どんより空を、楽しそうにカモメが飛び回っている
波は、全然キレイな波では無いけれど
われている♪

海に入ると、ドライスーツのおかげで寒さをまったく感じない
波待ちしている足に、鮭が当たってくる♪
パドルしている手に、鮭が当たる♪

この川で生まれた鮭は、海に下り
冬はアラスカ湾、夏はベーリング湾での生活を、5〜6年くり返し
成熟した親魚となって、この川に向けて回帰する

鮭は、生まれた川で必ず産卵する
自分が生まれた川なら、安心して産卵できるのか
どんなに遠く離れた海からでも、一直線に母川に返ってくる

産卵に全エネルギーを使い果たして息絶えてしまう親魚
産卵後の親魚は、一ヶ月以上生きて産卵床を守る魚もいるが
大半はすぐに力尽きて死んでしまう
川に上る途中の鮭や、産卵後の息絶えた魚体は
クマやキツネなどの野生動物が冬を越すための大事な栄養源となる
また、川や海、周囲の森に栄養分をもたらし
生まれたばかりの、稚魚が生きる助けとなる

11/29


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